76歳女性 主婦の方からの質問
首の裏側に痛みがあり、頚椎狭窄症と診断されました。
手術が必要なほどではなく、鎮痛剤やビタミン剤が処方されていますが、時折強い痛みとしびれを感じることがあり、症状の進行を防ぐために何かできることはないか検討しています。
私は70代の高齢者ですが、施術によって症状を改善できる可能性はあるでしょうか?
回答
ご質問ありがとうございます。
施術で改善の見込みはありますよ。
頚椎(脊柱管)狭窄症は、頚椎の脊柱管が狭くなり、神経や脊髄に圧力がかかってしまう病態です。
手術が必要なほど進行していないとのことで、鎮痛剤やビタミン剤を処方されていますが、これは痛みの管理に一助となりますが、根本的な改善を目指すには、施術が有効です。(放っておくと、脊柱管にはストレスがかかり続けている状態なので、脊柱管はますます狭くなり、痛みや痺れは悪化し、やがて手術となる事が予想されます。)
頚椎脊柱管狭窄症の症状は、主に次の2つの要因によって引き起こされますので、それぞれに施術を施すことが重要です。
1. 姿勢と背骨の歪み:側弯、猫背、ストレートネックなど、背骨の歪みは頚椎狭窄症の原因の一つです(頸椎は骨盤、腰椎、胸椎の延長上にあり、下の歪みによって頸椎が歪んでいきます)。
これらの姿勢の歪みが改善されることで、脊柱管への圧力が軽減され、症状が緩和される可能性があります。
当院での施術は、骨盤や頚椎などの背骨の歪みを調整し、正しい姿勢へ改善していくことができます。
2. 筋肉、神経、関節のケア:肩甲骨周りの筋肉や神経、関節が癒着(組織同士がくっつく事)し、強ばり硬くなることが、頚椎狭窄症の症状を悪化させる要因となります。
当院での施術では、これらの領域に組織間リリース(組織の癒着くっつきをはがしていく)という技術で、アプローチし、筋肉や神経の緊張を和らげ、関節の動きや圧迫の状態を改善することができます。
施術は個々の症状や身体の状態に応じてカスタマイズされる必要があります。
ご高齢の方に対する施術は、特に慎重かつ優れた技術と知識を持つ専門家によって行われるべきです。
当院では、頚椎狭窄症に特化した施術が行えますので、ぜひご相談頂ければと思います。
痛みやしびれの管理だけでなく、症状の根本的な改善を目指すために、施術が有益であると考えます。
安心してご相談いただき、専門家のアドバイスを受けながら、症状の緩和と生活の質の向上をぜひ目指して頂ければと思います。
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