47歳男性 自営業の方からの質問
以前、自宅でのウエイトトレーニング中に腰を傷めてしまいました。
腰を痛める原因となったのは「ベント・オーバー・ローイング」という種目です。
その時は非常に強い痛みがあり、一日中静養をとる必要がありました。
回復はある程度しましたが、その後、腰に違和感が残り、高重量のトレーニングを避けるようになりました。
さらに、長時間椅子に座っていると、以前よりも早く腰に疲れが現れるようになりました。
このような症状に対処するための有効な方法について教えていただければと思います。
回答
ご質問ありがとうございます。
トレーニングで発生した腰痛や違和感を感じている状況に対する対処法についてご説明致します。
まず、症状の背後にある原因を考えると、ベント・オーバー・ローイングによる急激な負荷が腰部にかかり、それが過度な緊張や損傷を引き起こした可能性が考えられます。
このような場合、適切な対処法が重要です。
1. 状態の確認と回復プロセスの確認:
最初に痛めた部位の現在の状態を確認しましょう。
痛みや不快感が残っている場合、炎症や組織の損傷が続いている可能性があります。
また、回復プロセスを理解することで、今後のアプローチをより効果的に進めることができます。
2. 組織の癒着の解消:
痛めた部位の周りに発生した組織(筋肉や靭帯、関節包、血管、神経など)の癒着を確認し、それに対する適切な施術が必要です。
癒着が残ったままですと、筋肉がうまく働かないので痛みや違和感が残り、時間は経っているのに治らない、という状況になります。
癒着を施術にて解消することで、正常な動きや機能が回復しやすくなります。
3. 筋肉の機能向上を目指すトレーニング:
痛んだ箇所周辺の筋肉が機能不全に陥っている可能性があります。
弱まった筋肉を強化するためのトレーニングが必要です。
ただし、これは痛みを引き起こすことなく進める必要があります。
4. 姿勢と動作の見直し:
トレーニングで痛めた場合、トレーニング姿勢や動作の見直しが必要と思われます。
パーソナルトレーニングにて、トレーニング指導やアドバイスもできますので、ぜひ一度ご相談ください。
また、場合によっては、適切な座り方や動作のアドバイスを通じて、日常生活での腰への負担を軽減していく事も回復の助けになります。
以上の対処法は、個々の症状や身体の状態に合わせて調整される必要があります。
専門的な整体施術により、組織の癒着を解消し、正しい動きをサポートすることが望ましいです。
また、症状の改善だけでなく、再発予防のための適切なトレーニングや生活習慣の見直しも重要となります。
腰痛や違和感に悩まれている方は、ご自身の状態に合わせた専門的なアドバイスを受けることをお勧めいたします。
当院では、個別のニーズに合わせた施術やアドバイスを提供しておりますので、ぜひご相談ください。
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