50歳男性 自営業の方からの質問
左の首から肩にかけて、鈍い痛みを感じており、首や肩を動かしても症状が改善されない状態です。
特に車を運転する際には、首を左右に振り向くことが難しく、不便を感じています。
肩の筋肉が硬直しており、腕を後ろに回すことがほとんどできません。
このような状況で改善できる方法があるのか、不安を感じています。
回答
左の首から肩にかけての鈍い痛みや、車の運転時に首や肩が振り向きにくくなる状態は、つらく、不快な症状と思います。
ただご安心してください、そのような症状でも適切な施術により改善が期待できます。
まず、この症状の原因を特定することが重要です。
左の首から肩にかけての鈍い痛みや可動域の制限(五十肩、四十肩など)は、主に以下の二つの要因に起因している可能性があります。
1. 肩甲骨や肩周りの組織の癒着:
肩甲骨や肩周りの筋肉、関節、血管、神経が癒着(くっつく事)してしまうと、適切な動きが制限され、痛みや可動域の制限が生じます。
これは、組織間リリースと呼ばれる施術により癒着を解消することで改善する事ができます。
2. 筋肉や関節包などの短縮:
筋肉や関節包(関節を包んでいる組織)が過度に短縮してしまうと、正常な動きが妨げられます。
特に肩の筋肉が固まり、腕の回旋が制限される状態では、首や肩の可動域や、肩や首の鈍い痛みにも影響を及ぼします。
組織の癒着を解消した後に、ストレッチや適切なトレーニングにより筋肉や関節包の短縮を改善できます。
当院では、これらの問題に対する施術を提供しております。
組織間リリースにより組織の癒着を解消し、その後の適切なストレッチやトレーニングにより、筋肉や関節の機能を回復させます。
このアプローチにより、車の運転や日常生活での動きが楽になり、痛みの改善が期待できます。
不安に感じている気持ちは理解できます。
適切な施術により症状を和らげ、改善に導くことができますので、ぜひ一度ご相談いただき、詳しい検査や施術プランについてお話ししましょう。
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