【質問です!】10年程前に腰椎分離すべり症と診断されたので腰の治療やマッサージに不安

37歳主婦

現在乳幼児の世話をしており、腰痛に悩まされる事があるので整体院・整骨院に
通院しようかと考えています。
10年程前に腰椎分離すべり症と診断されたので腰の治療やマッサージに不安があるのですが、
通院する事は可能でしょうか。

ストレッチ
家事の合間に出来る手軽なストレッチがあれば教えて欲しいです。

回答

お問合せありがとうございます。沖縄県北中城村の腰痛・頭痛専門整体院 臨在 院長の東です。

乳幼児のお世話、本当にお疲れ様です。小さなお子様の世話は中腰や抱っこが多く、腰に大きな負担がかかるため、腰痛に悩まされるお気持ち、よく分かります。

 

1. 🩺 腰椎分離すべり症と現在の腰痛治療に関するご不安について

結論から申し上げますと、腰椎分離すべり症の既往がある方でも、当院(臨在)に通院して施術を受けることは可能です

1. 腰椎分離すべり症とは?

腰椎分離すべり症は、主にスポーツなどで腰に負担がかかることによって、腰椎の一部(椎弓)が疲労骨折を起こし(分離症)、その結果として、骨が前方にずれてしまう状態(すべり症)を指します。

  • 不安定性の程度: 10年前に診断されたとのことですが、現在、痛みやしびれがないのであれば、骨のズレ(すべり)は安定している可能性が高いです。
  • 不安の原因: 一般的な腰のマッサージや、無理な体勢でのストレッチは、骨のズレを悪化させるのではないかという不安があるかと思います

2. 当院(臨在)での施術の安全性と方針

当院は脊柱骨盤治療を専門としており、特にデリケートな脊柱の治療に長けております。腰椎分離すべり症の既往がある方への施術は、以下の点に細心の注意を払って行います。

  • 問診と検査の徹底: まず、現在の痛みの状態、分離すべり症の診断を受けた際の詳細、現在の日常生活での動作など、時間をかけて詳しくお伺いします。レントゲンやMRIの資料があれば、さらに安全性を高めることができます。
  • ソフトで安全な施術:
  • 分離すべり症の方に対しては、痛みの強い患部(腰椎の不安定な部分)には直接強いマッサージや矯正は行いません
  • 当院が行うのは、腰椎の負担を軽減させるための土台作りです。具体的には、股関節、骨盤、胸椎(背中の骨)の動きの改善に重点を置いた、非常にソフトな手技を用います。
  • 「マッサージの不安」への対応: マッサージというと揉みほぐしを想像されるかもしれませんが、当院の施術は筋膜や関節の動きを整えることに主眼を置いています。特に、お腹の深層筋(インナーマッスル)や股関節周囲筋の緊張を緩め、骨盤の安定性を高める安全なアプローチを行います。

→ 結論: ご不安な点は遠慮なくお伝えください。その状態に合わせて、最も安全かつ効果的な施術計画を立てて参りますので、安心してご来院ください。

2. 👶 乳幼児の世話による現在の腰痛の原因について

分離すべり症の既往があっても、現在の痛みの多くは**育児による****「機能的な問題」**にあります。

1. 慢性的な負担による筋膜・関節の硬直

乳幼児のお世話で、特に腰に負担をかける動作は以下の通りです。

動作 負担がかかる部位と特徴
抱っこ 体幹の深い筋肉(腹筋、腸腰筋など)が常に緊張し、**骨盤が後傾(後ろに倒れる)**しやすくなる。
おむつ替え 中腰姿勢が多く、**腰椎の過度な屈曲(曲げ)**により分離すべり症の部位に負担がかかる。
寝かしつけ 前かがみの姿勢が続き、背中や肩甲骨周りの筋肉が硬くなり、腰への連動した負担が増える。

2. 骨盤と股関節の機能低下

産後という期間も考慮すると、リラキシンというホルモンの影響で緩んだ骨盤が、育児の不良姿勢によって歪んだり、不安定なまま固まったりしている可能性があります。

  • 股関節の硬さ: 抱っこで常に骨盤が後傾することで、股関節の柔軟性が失われ、本来股関節で吸収すべき衝撃や負担を腰椎が代わりに請け負うことになります。
  • インナーマッスルの機能不全: 腹圧(体幹の安定性)が低下することで、腰椎を支える力が弱くなり、分離すべり症の部位に慢性的な負担がかかります。

当院(臨在)では、この「骨盤と股関節の機能低下」を最重要視し、根本的な改善を目指します。

3. 🧘 家事の合間にできる!手軽で効果的なストレッチ(セルフケア)

腰椎分離すべり症の既往がある方にとって、腰を大きく反ったり、ひねったりするストレッチはリスクがあります。ここでは、**「腰に負担をかけず、腰痛の原因となる股関節と背中の動きを改善する」**安全なストレッチをご紹介します。

💡 ストレッチの鉄則:

  • 痛みが出る手前で止める。
  • **深呼吸(鼻から吸って口から長く吐く)**をしながら、ゆっくり行う。
 

【A】背中の緊張を緩めるストレッチ(猫のポーズの応用)

 

抱っこで硬くなった背中と腰を緩めるストレッチです。

  1. 四つん這いになる: 両手は肩幅、両膝は腰幅に開きます。
  2. 背中を丸める(息を吐きながら): おへそを覗き込むように背中を丸めます(猫が背伸びするイメージ)。このとき、腰を無理に丸めようとせず、背中全体を丸める意識で行います。
  3. 背中を平らに戻す(息を吸いながら): 丸めた背中を、床と並行になるニュートラルなポジションに戻します。
  4. 回数: 5~10回ゆっくり繰り返します。
  • ポイント: 腰を反らす動作(猫のポーズの逆)は、分離すべり症の部位に負担がかかる可能性があるため、「丸める」動作と「平らに戻す」動作のみに留めてください。

 

【B】股関節の前面を緩めるストレッチ(腸腰筋ストレッチ)

 

抱っこや立ち仕事で固まりやすい、腰を前に引っ張る筋肉(腸腰筋)を緩めます。

  1. 片膝立ちになる: 右膝を立て、左膝を床につけます(左膝の下にタオルを敷くと楽です)。
  2. 骨盤を立てる: 腰を反らさず、おへそを少し内側に引き込み、骨盤をまっすぐ立てた状態をキープします。
  3. 重心を前に移動: 骨盤を立てたまま、立てている右足の方へ、ゆっくりと重心を移動させます。
  4. 伸びを感じる: 床についている左脚の付け根(股関節の前面)が伸びるのを感じたら、その状態で20秒キープします。
  5. 左右を入れ替える: 反対側も同様に行います。
  • ポイント: 腰を反ってしまうと効果が半減し、腰に負担がかかります。骨盤をまっすぐ立てたまま、前にスライドさせるのが重要です。

4. ✨ 当院(臨在)がご提供する治療アプローチ

当院(臨在)では、このお客様の「分離すべり症の既往」と「育児による機能的な腰痛」を考慮し、以下の専門的な治療を行います。

  1. 徹底した姿勢・動作分析: 抱っこやおむつ替えの姿勢、歩き方、立ち方をチェックし、分離すべり症の部位に負担をかけている**「癖」**を見つけ出します。
  2. 骨盤の安定化(仙腸関節・恥骨結合の調整): 出産や育児で歪みや緩みが生じやすい骨盤の関節を、非常にソフトな手技で調整し、腰椎の土台としての機能を回復させます。
  3. 深層筋(インナーマッスル)の機能改善:
  • 腸腰筋のリリース: 腰椎を前方に引っ張る深部の筋肉(腸腰筋)を、安全な体勢で緩め、腰椎への負担を軽減します。
  • 腹圧の再教育: 不安定な腰椎をコルセットのように安定させる腹横筋などのインナーマッスルの使い方を、簡単な運動で指導し、再発予防に繋げます。
  1. 胸椎・股関節の可動域改善: 硬くなっている背中の関節(胸椎)と、腰の負担を肩代わりしている股関節の動きを改善し、身体全体でバランス良く動ける状態を目指します。

当院(臨在)では、お客様一人ひとりの身体の状態、特に分離すべり症というデリケートな状態を十分に理解した上で、最も適切な治療計画をご提案し、安心・安全な施術をご提供いたします。

どうぞご安心して、まずはお気軽にご相談ください。

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